先日、約1年ぶりににオナ禁1ヶ月を達成することができた。
この1年くらいは浪人時代のオナ禁全盛期の反動でオナニーしまくっていた。
中学生以来の大オナニー時代であった。
しかし、これではだめだと改心し、途中失敗しながらもオナ禁を続けてここまできた。
よって今回はオナ禁を1ヶ月本気で続けると表れる変化について書いていこうと思う。


オナ禁による溢れ出る謎の全能感
やれば何でもできると思える
まずは精神面での変化が挙げられる。
オナニーしまくっていた時代であればビビって躊躇していたようなことでも平気でできるようになる。
おそらくテストステロン値が上がることにより自分に自信がついたのだろうと思う。
昔だったら失敗したら嫌からやめておこうとか考えていたものに積極的に挑戦できるようになる。
なんというか、根本的な考え方やマインドが変わる気がする。
失敗を楽しめるようになるのである。
失敗は成功の母であると考え、大量の失敗こそが一つの成功につながるのであるという考えをするようになる。
夢想から現実的思考へ
また、思考がかなり現実的になる。
べつに僕はアイドルとかが元々好きだったわけではなかったのだが、そういった夢を見させる類のものへの嫌悪感が強くなる。
もっと簡単に言えば2次元の女に興奮しなくなる。
エロ系のコンテンツとかを見てもただひたすら嫌悪感が湧いてくるだけで、それで抜いてしまおうなどと考えなくなる。
「こんなまやかしに俺の大事なエネルギーを奪われてなるものか」と怒りがわき、「現実を充実させなければ未来はないのだ」と現実世界の鍛錬をひたすらにこなすようになるのだ。
全能感を全面に出してしまうのは厳禁
さて、そんな溢れ出る全能感であるが、それを全面に出してしまってはだめだ。
ただでさえテストステロン値が高く、他の男から恨まれやすい状態なのだから、俺はお前より優れているんだとばかりに上から行けば確実に足元をすくわれる。
男の嫉妬ほど怖いものはない。
僕は高校時代を男子校で過ごしたが、やはり優秀な男ほど嫉妬マネジメントに優れていた。
能ある鷹は爪を隠すではないが、優秀であればあるほど本当の能力はいざという場面以外は隠しておくべきだ。
不必要に敵を増やすことは悪手である。
それに、女の方はだいたい隠していても優秀なオスの存在には気づくようになっている。
それはホルモンの匂いだったり、顔つきが他のオナニーしているオスとは一線を画すからだ。
よって、自信があってもそれは自分の中だけにとどめておこう。
体つきが男らしくなる
筋トレで扱える重量が上がる
体つきも明らかに変わってくる。
オナ禁していると、力を発散したくなってくるので自然と筋トレをするようになる。
しかし、オナ禁1ヶ月を超えると明らかに扱える重量が上がってくるのである。
たとえば、僕の場合だとダンベルプレスの重量が上がった。
オナ禁2週間くらいの段階では片方15キロくらいのダンベルでやっと10回3セットするのが限界だった。
オナニーしていた頃に比べればだいぶ重量は上がったほうなのだが、それでも完全に力を出し切れていない感じがあった。
しかし、オナ禁1ヶ月を越えてくるとぶつける場所を失った性欲がパワーに変わる。
ダンベル片方の重量は24キロに上がり、それで10回3セットを余裕でできるようになった。
他の人からよく体を見られるようになる
もちろん力が上がれば筋肉もつくわけで、胸板は分厚くなった。
僕はよくカフェに行って作業をしているのだが、分厚い胸板だからなのか他の人からがっつりと見られることが多くなった。
それは男女関係なく、僕の体を見てくる。
それまでガリガリだった自分としてはなんだか誇らしい気持ちでとても気分が良かった。
自分に自信がないという人はまずは体を鍛えることをおすすめする。
体は心の一番外側と考えれば、体が鍛えられれば自然と精神的にも強くなり、自信がつくだろう。
扱える重量が上がる理由
急激に扱える重量があがった理由としてはそれまで精子をつくるために使われていたエネルギーが筋肉に行き渡るようになったことが考えられる。
みんな本来はすごいパワーを出すだけの力を元々備えているのだが、オナニーをしているせいで自身が持つ全力、つまり100%の力を出せずにいるのである。
それが原因で筋トレで最後まで追い込めずにいつまで経っても体が全く変わらないという状況になる。
オナ禁は本来持つ力を限界まで引き出してくれる。
もちろんもともと持っていた力以上のものは出せないが、それでも普段は60%しか出せていなかったものが90%出せるようになるとすれば、それだけで1.5倍だ。
体を変えるには十分なはずだ。
身なりに気を使うようになる
俺がこんなにかっこ悪いはずがない
さて、精神面も変わり肉体も変わってきて次はどうなるかというと、服装などの身なりに気を使うようになる。
考えてみてほしいのだが、筋骨隆々の肉体に健全な精神が宿っていれば、身なりだけダサいというのはどこか気持ち悪いと思うはずだ。
「オスとして優秀な俺がかっこ悪い服を着るのはおかしい」という思考になる。
ぼくもどちらかというと服装にはほとんど気を使わない方で、基本的にはユニクロでほとんどの服を買い揃えていた。
しかし、筋肉がある程度ついてきてどんな服も似合うようになってからは、せっかくだからもっと自分をよく見せてくれる服がほしいと思うようになった。
といってもそんなに高級な服を着なくても良い。
今はボディラインがきれいに見える服は結構安価になり、ちょっと余分にお金を出せば買える時代になっている。
僕は海外のスポーツブランドの服を、筋トレにも普段着としても使えて好きなのでよく買って着ている。
筋肉がある男はそれを活かせる服を着るのが良いと思う。
肌のケアを食事面から考えるようになる
身なりというのは服装だけでなく、肌とかのコンディションも含まれると思う。
肌を整えるにはやはり毎日の食事がいちばん大切だ。
食事が自分の体を作っているのだからこだわって食べるべきだと思う。
お金がもったいないからといって、昼飯をカップラーメンだけで済ましたりするやつがいるが、論外である。
そもそもラーメンというのは人間の味覚をハックしていて、糖分と脂質がマックスに入っている。
遠い昔にあまり満足に食べられなかった時代などは糖分と脂質が生きるのに最も必要な栄養であったため、それらを美味しく感じるように私達の体はできているのだ。
つまり、ラーメンというのは簡単に食の欲望を満たせるようになっているのである。これは他のジャンクフードにも同じことが言えると思う。
しかし考えてみるとこれはオナニーと同じだ。
難しいことは抜きにして、とりあえず自分の欲求だけ満たされればいいという低俗な考えに立脚している。
ましてやカップラーメンともなると添加物のオンパレードで、肌は一向にきれいにならない。むしろ劣化していく。
いまだったら800円も出せばおいしくて栄養のある定食が食べられるし、それで健康が手に入ると思えば安いものだ。
食事代をケチるやつは命と健康を削っているのだと心得るべきである。
肌に良いものを食べたくなる
そして、食事は健康に良いものを好むようになる。
具体的に言うと、納豆や豆腐、プロテインであれば大豆由来のソイプロテインである。
肉を食べるときでも鶏むね肉などできるだけ脂質が低い肉を食べるようになる。
動物性のものは基本的にすべて肌や髪に悪いと思ったほうが良い。
たまに食べる分には脂質をもとにテストステロンが作られてよいのだが、取りすぎてしまうと皮脂が余分に分泌されてニキビができたり、はげやすくなる。
僕は植物性の食品を中心に食べるようにしてからニキビが減って、髪のボリュームも心持ちか増えた。
性欲も落ち着くのでオナ禁戦士にはとても相性が良いと思う。
オナ禁をしていると、向上心というか、自分がもっと良くなるためにはどうすればいいのかと考えるようになるので、からだにとってよいものを好むようになるのだ。
まとめ
オナ禁1ヶ月というのはオナ禁戦士の登竜門的位置づけだと思っている。
オナ禁界隈には1年を超えるような厳しい長期オナ禁を続けている猛者もいることを考えれば、30日なんて蟻である。
まさにここからが本当の戦いが始まると言っても良い。
半年、1年とオナ禁を続けていけばどんな変化が起きるのかとても楽しみである。
幸運なことにぼくはオナ禁界隈のなかでもかなり若いほうなので、効果が出やすい。
これからも日々精進して、変化を記録していく所存である。